life story

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子育てやコミュニケーションには絶対の正しい答えはないけれど、

互いを信じることで見えてくる世界は、きっと今より素晴らしい。

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夫実家山形から千葉に帰ってきました。

いつもの毎日がまた始まります。

 

結婚してから毎年2回の夫実家への帰省。

新興住宅地生まれで、ご近所付き合いもそこそこ、

家族の関係も、熱すぎず寒すぎず。

ほどほど、むしろ割と遠めの距離感の中で育ってきた私とは対照的に

 

旧家で、「〇〇家」という名を代々背負って来た夫の実家は

親族付き合いも(私から見ると)とっても密で

時間通りに暮らすことを大事としていて、義理人情を重んじ、

最初、玄関で三つ指をついてご挨拶した時の驚愕は

今でも鮮明です。

 

夫実家にとっておそらく初である、

違う地方出身のお嫁さんになったということは

お互いにとっていろんな、

カルチャーショックの連続でした。

 

お舅、お姑さんとの関係は、

どこの家庭でも少なからず気を遣ったり、

時には想い違いから少し嫌な思いをしたりも、ありますね。

 

私も、まずまず、言葉が通じないし

価値観が全く違う家だったので

(それはつまり、同じ言葉でもそこに乗っかる、意味や思いも違うということで)

当初はかなり困惑しました。

 

でも、

コーチングでお世話になったコーチがよく

 

「相手の世界におりてみる」

 

と言っていたのですね。

もちろんそれは、私のほうが高い位置にいて、向こうが下ということでは、なくて、ですよ。

 

相手の生きているだろう世界を想像し、感じてみる

 

ということです。

 

男の子に恵まれなくて、小さい時から

「あなたが家を継ぐのだ」と言われて、

望んでいた進学より家を継ぐことを決めたお義母さん

そして、そんなお義母さんのもとへ婿として来たお義父さんは

この地で、どんなふうに60年以上の年月を生きてきたのだろうか。

 

あの言葉には

お義母さんのどんな経験や気持ちが乗っかっているんだろう。

 

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日々は、どんな価値観や信念に支えられているのだろう?

どんなことを思って、日々を生きてきたのかなぁ・・・・

 

もちろん、すべては分からないし、分かるはずもないけれど、

 

自分の世界で見ているだけでは見えてこない世界を想像することで、

ちょっと、視野が広がって、

うん、そういうことかもしれないな・・・・

心持が少し変わることも、たくさんあります。

 

 

実は、義母はずっと

 

「この子は都会の子で、なんにも分からない嫁なもんで。」

 

と、親戚や近所の方が来る度言っていて

 

私はそれが、とっても、嫌だったんですね。

なんだか、自分を卑下されたようで。

確かに、実際分からないことだらけ、なのですけれど。

 

でも、ある時

 

「もしかしたら、私が叱られたり、人前で恥をかき過ぎないように

あの一言はお義母さんなりの、私へのやさしさだったかもしれないな。」

 

と、思えたんです。

 

転ばぬ先の杖的な。

あの一言の続きに

 

「だから、至らないところがあっても、どうか許してあげてください」

 

という気持ちが、あったのかもしれないなあと。

 

そう、言葉は、想いの代名詞であって、

想いそのものでは、実はない。

(そして案外、本当に伝えたい想いほど、言葉には、表現されなかったり、する。)

 

ダメ嫁の烙印を押される言葉が

いたわりの言葉に転換された瞬間、

 

そこにあったのは、

義母の変化ではなくて

私の視点がほんの少しだけ、変わった

それだけでした。

 

もちろん、真実は、分かりません。

 

でも、

 

自分の価値判断でのジャッジが

いやだなぁ、と思っていることも

視点を変えることで

 

実はこっちの意味だったりして?

あれ、もしや、こっち??

うそ、そんな思いやりの形って、あったの?!

(それ、私にとってはやさしさに入らないんだけど??)

 

たくさんの「受け取り方の選択肢」ができる

 

そうすると

 

人に対する、解釈やとらえ方にも、幅が出て、

 

自分とは異なる対応をする誰かを

簡単にジャッジしたり判断したりすることが

ぐんと減ります。

 

マザーズコーチングもトラストコーチングスクールも

この

 

自分自身の視点を変える、視点を増やすことで、

コミュニケーションにおける自他への理解の仕方に幅を持たせる

 

ということを、伝えています(^^)

 

あの一言は、お義母さんなりのおもいやりだったのかな?

そう気づいてからしばらくしたら、

「都会の、よくわかっていない嫁なもので」

と言われることは、不思議となくなりました。

 

もうすぐ結婚13年。

毎年2回の帰省にもだいぶ慣れました。

 

気丈にふるまっているけれど本当は心配性で寂しがり屋のお義母さん。

帰る日の朝はいつもより、たくさん、朝食を仕込もうとするお義母さん。

 

前は

どうしてこんなに食べきらない量を作るのかしらー!?と思ったりしていたけど

 

あぁ、寂しいんだな、少しでも食べさせてあげたいんだな。

さみしさを出さないように振る舞ってるんだな。

 

そう思うとね。

 

また、来ますよー。

 

と、思います。

 

お義母さんもお義父さんも、元気でいてね。

 

 

自分への視点と、他者への視点と。

視点は、多いほうが、きっといい。

 

 

では、また。


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