いつかわが子が、たくましい相棒になる日

イベントをしていると、たくさんのママとお子さんに出会います。

 

最近はエルゴが流行りなのか

多くのお母さんがわが子をエルゴにすっぽり入れて抱っこし、

イベントに来る姿を見ては

 

可愛いなあ

可愛いけど、大変な時期でもあるなあ

でも、やっぱり可愛いなぁ。

 

目を細めてしまいます。

 

 

長女と次女が生まれたのは川崎で

実家は離れていて親をすぐに頼ることもできず

夫はまだまだ仕事の合間にスポーツの選手生活を本気で送っていた時

小さな子どもたちを育てる私の毎日は

一人で抱え込み

まるで最前線の戦闘のように感じていました。

 

一生懸命

必死

 

という言葉が、

あれほどまでにぴったりだった時期はないと

いまだに思うくらいです。

 

でも、

その必死な戦闘の中でも

 

お散歩をしながらスーパーまでの道すがらを楽しみたい

晴れた日は空の青さを一緒に見たい

 

そんなささやかな思いは日々の中にいくつもあり

 

次女をベビーカーに乗せて

長女の手を引いて

凸凹のある

一人で歩けば10分もかからないような道を

何十分、時には小一時間かけて

よく歩いていました。

 

空を見上げ

風のにおいをかぎ

娘の手を引き

立ち止まってしゃがみこんでは道草を食う。

 

10分の道の中にある

無限の慈しみ。

私はあの時、その慈しみを

どれだけ楽しめていたかなあ。

 

心のどこかで早く買い物を済ませたいと思いながら。。。。

 

 

あの時間は、本当に、豊かな時間でした。

 

 

 

でも、、、、、

 

 

買い物を終えた帰り道は

まさに戦闘。

 

眠くなった、疲れた、抱っこ

そう言っては座り込みぐずる長女

下り坂だった行き、帰りは上り坂。

買い込んだ品々を詰めこんだ袋を掛けたベビーカーは

筋トレマシーンのように私に容赦ない負荷をかけ

片手はぐずる長女の手を引く。

しまいには次女まで泣き出し

抱き上げようとしたら

荷物の重さでベビーカーがひっくり返る

 

日頃の疲れが一気にでて

私まで泣きそうになりながら

買い物袋からこぼれた品を拾い上げて

ため息をついては何とか気持ちを切り替え

 

「さっ、帰るよ。」

 

時にはオニババになりながら

 

買い物袋も

ベビーカーも

つないだ手も。

 

 

なんて重いんだろう。

 

そんな風に思った日々も何度もありました。

 

 

そんなことを

娘たちが大きくなった今日

なぜ鮮明に思いだしたのかというと

 

 

娘と三人で夕方買い物に行った時のこと。

 

最近は二人とも食べ盛り、育ちざかり。

 

買っておいたはずの食材は

予想以上の速さでなくなり

買う量もうんと増えました。

 

今日も

夕ご飯と明日の食材

明後日の試合に向けた食材

おやつや飲み物

(※勝手にかごに 、in )

あっという間にカゴいっぱい。

 

重いなぁ。

 

そう思って支払いをしていると

 

次女がさっとそのかごをレジ台へ運び

買い物袋に入れてくれました。

 

ひとつには入りきらず、

 

大きな袋

小さな袋

入らなかった、おみかん。

 

それを。。。。。。。

 

長女と次女がそれぞれに

 

さっと持ち上げ、

運んでくれたんです。

 

長女は大きな袋を

軽々と片手で運び

次女はカートを颯爽としまい、

 

 

「ママ、行くよ!」

 

と振り返る。

 

その二人娘の

振り返って私を見つめた時の

その立ち居振る舞いの

 

 

頼もしさ。

 

 

 

その瞬間、

あのベビーカーで野川の坂を必死に上っていた

あの情景が浮かび上がり

 

 

あぁ、育ったんだなあ。

こんなに頼もしく、なったんだなあ。

 

 

何とも言えない喜びと感激が

こみ上げてきて

 

自分のバッグしか持っていない手ぶらな私は

その、喜びのあまり

娘たちに駆け寄り

抱きつき

 

 

 

 

 

 

キモイッ!!!!

 

 

とめちゃくちゃ嫌そうな顔を、されました(笑)

 

 

あの日、自分の手はなんと手いっぱいなのだろうと

子育ての疲労も抱えていた日から10年

 

今の私は

目の前にいる

私が持つはずの荷物まで抱える娘を

抱きしめられる手になりました。

 

 

私が育てなきゃと思っていた娘は

私を助けてくれる

それはそれは頼もしい相棒に、なった。

 

Processed with MOLDIV

アウトレットの買い物も、友達みたいに楽しめるようになりました。

 

 

もちろん、まだまだ、喧嘩したり、いがみ合ったり

親子でもプンスカしたり、あるけれど。

 

 

時に終わりのないように見えるときもある

子育ての親子関係は

いつかある時

最も頼もしい相棒関係に

なる日が来る

 

 

今の私が、あの日

泣きそうになりながら

時には、本当に泣きながら

ベビーカーを押す私に会ったとしたら。

 

なんて声を、かけるかなあ。

 

 

 

 

 

 

「いつか

その小さな手が

大きくなった時

あなたを頼もしく助ける日が

きっと、必ず、来るよ。」

 

 

そう言って、あの日頑張っていた私を

抱きしめてあげたいなあ。

 

 

母という、いきものの役割は

いつかこうして逆転したくましく助られる日がくるもの。

 

そんな日が来ることを忘れることなく

毎日を積み重ねていきたいものです(^^)

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

しかしさ。。。。。

勝手にかごにいれすぎよね、まったく。

(今日勝手にいれたもの

カルピス ピーナッツバター

カラムーチョ 麩菓子(特大) 芋けんぴ。)

 

 

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