お母さん、私の事嫌いだったでしょ。

過日、コーチ仲間との忘年会があり、母に泊まりに来てもらっていました。

 

ひと月~ふた月に1度ほど、母が泊まりに来てくれます。

 

大抵は、私の方に夜楽しい用事があり(笑)、私は午前様。

翌朝、娘達を送り出したあとが、母との時間です。

 

コーチになってからのこの2年の親子の対話は

ゆっくりと(ほじくり返さない範囲を見極めながら)

母と、これまでとこれからを話してきました。

 

 

私が生まれ育った家庭は

平凡な(という定義が何かはさておき)からは程遠い

今にしておもえばかなり特異な家庭でした。

 

父と母が対話していた記憶

家族の誰かの笑顔の「記憶」はほとんどなく

(とは言え、写真は笑っている)

 

私の思い出の記憶に言葉や音はほとんどありません。

代わりにあるのは、

微細な温度と感情の記憶。

 

父と母が、それぞれのタイミングで

家を出たり戻ってきたり

前触れ無く突然、家を出てしまい

その日から本当に戻ってこなくなったり、していたので

 

(そしてそれが、私にとって

見捨てることの出来ない、愛しい唯一の家族、でした)

 

家族という機能は崩壊していたと思います。

 

 

普通の家庭に産まれた人もいるのに

なぜ私はこの境遇なんだろう?

私は、この境遇から、どんな人生を生きるのだろう?

 

 

こんなぶっ飛んだ人生を生きることを選んだ

両親のことを、理解したい。

彼と彼女の人生には、何が起きて

どんな思いからそれらを選択したのだろう?

その2人の間に産まれ生きる

私自身を、受け容れたい。

 

そんな、孤独からうまれた深い問いが

私が人生を生きる原動力の一つとなり

 

大学での心理学専修の選択につながり、

今のコーチングにも、つながっています。

 

 

 

母が自分の中に抱え続けているだろう

自責の思いが何なのか

 

もうずっと勘付いていたけれど

 

それを笑って対話に出来ると思える時は、なかなか遠く

 

 

でも、やっと今日、聞いてみたこと。

 

 

お母さん、私の事、嫌だったでしょう?

嫌いだった時、あったんじゃないかな?

 

痛いところを突かれた!という、母の顔。

 

・・・・・・・・・・・・。

うん、あった。

あんまり、出来る子だったから(※主に勉強面、母対比)

嫌いっていうか・・・

ライバル心というかね。。。。

そう、そういう時期が、あったのよ。

私と、あまりに違うから。

 

鬱陶しかったんじゃないかな?私の事・・・・

そうきくと

 

そうね、ごめんね。

私そう思っちゃってたの。

嫉妬してたのかも。

 

 

 

幼い頃からフクザツに絡み合っていた、家族の事情。

 

それを幼心にも察知していた私は、

両親のそうした心の内を

 

その行動や雰囲気や言葉

目に見えない何かを感じては、自分に落とし込み

それをじっと咀嚼している、そんな子どもでした。

 

 

 

 

【 お母さんはどこかで私を嫌ってる 】

 

積年の思い。

 

そして、その思いを抱いた母自身も、

自分を責め続けていること。

 

【 楽になってほしいな 】

 

そう思う私と

 

「その一言を、見返してやりたい意地悪な、

 ぶつけてやりたい気持ちなく」言える私だろうか?

 

と疑問がちらつく私

 

何より・・・

 

やっぱり母親に嫌われていたんだなという

事実を受け止めるのが少し辛くて

 

そんな不安と、

セルフコーチングを繰り返し、繰り返し、

深く慎重に対話し続けたこの2年でもあります。

 

 

 

 

言ってみて、どうだったか??!

 

泣きそうになった母を見て

娘も泣きそうになりましたが

 

母の表情はみるみる柔らかく変化し

 

私も

「だよね!やっぱり、そうだったよね。分かってたよ!」

 

そう言いながら、本当に、清々しい気持ちで

お互い、大笑いでした(笑)

 

 

そして思ったのは

 

【お母さんは私を嫌いな部分もあるけれど

でも、好き、なんだろうな~】

 

でした。

 

 

お互いの中にあった

 

出してはいけない

言ってはいけない

認めてはいけない。

 

長年の重たいオモリの一言。

 

 

機を待って。

言ってみたら

ふわりふうわり、飛んでった。

あっという間に、なくなった。

 

長年、お疲れ様。

 

 

****************

 

帰り際、母が言いました。

 

私と全然違って(=母が葛藤した父に似ていて)

あなたって本当に自由奔放で、お人好しで、世間知らずで・・・

大丈夫かしら、って思うのよ。私からしたら。

でも、あなたのその奔放さは、羨ましいわ。

私もこの5年、随分自分を解放したのよ♡

 

 

 

私は子育てと向き合えなかった。

あなたが羨ましい。

クソばばあっていっても、

玄関にあんな手紙を置いておく親子関係を

よく育てたわね。

いい信頼関係を、築いたのね。

 

 

「私だって、今度子育てする時は、上手くやるわ!!!」

 

 

「そりゃ、来世だな!(笑)」

 

.。+*★*+。.。+*★*+。.。+*★*+。.。+*★*+。.。+*★*+。.。+*★*+。

 

母とまたひとつ、

一歩、こころつながる親子になった。

だから私の人生も、また一歩、大きく進む。

 

そんな気がします。

 

 

私が一歩を出せたのは

前日の忘年会が、コーチ仲間とだったから。

たくさん食べて、涙が出るくらい、笑ったせい。(笑)

コーチ仲間って、本当に、本当に、本当に。

人生の財産であり、宝です。

 

 


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中